xxxさんの備忘録

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『実践・パケット解析』を読んだ。

『実践・パケット解析』を読んだ。

『実践・パケット解析』がシラバスの参考文献に上がっていたため、一度目を通すつもりで読んだ。 一読した限りでは、第10の「現場に即したシナリオの第一歩」などに自分の理解が及んでいないとわかる範囲があった。 今回シラバスに載っていたように「パケット解析」をしたい人のための第一歩もしくは、wiresharkを使った解析のハウツーとしては有用な本だと感じた。

この本を読んだきっかけ

『実践・パケット解析』がシラバスの参考文献に上がっていたため。

良いと思った点(実践してみたいと思えるような内容等)

  • ネットワーク初心者向けに書いたという背景もあり、第7章~第9章あたりでプロトコルに関する説明をしている。
  • あくまでも、ネットワーク初心者向けなのでそれ以下の知識しか有していない人などは象本「1週間でCCNAの基礎が学べる本」や「マスタリングTCP/IP 入門編」等でなんとなく理解してから読んだ方が適当だと感じた(どちらの本も手に入りやすい本なのでぜひ。私は読み切ってはいませんが)
  • 付録に話になるが、付録Aではパケットキャプチャーに便利なツールの紹介がされていて、読んでる範囲で愉快だった。
  • 余談になるが、付録Cでwin10Pcapの紹介がなされていた、作成者は"登大遊"(情熱大陸という番組に「シンテレワークシステム」を紹介する目的で登場していたので記憶に新しかった。)

    悪い点(苦手な点)

  • wiresharkのハウツーと書いたがwiresharkの導入、細かな使い方について書いてある印象があり、手を動かして学びたいといった人には若干不向きな印象もあった。
  • wiresharkを使ったできた気持ちになれるハンズオン的な本「ハッキング・ラボのつくりかた 」(途中まで)などを読む方が適切だと思う。

    まとめ

  • (以下のことは前書きにも書かれていたように思うが)wiresharkの細かな使い方の確認ができる辞書として読むや、簡単にwiresharkの概要をつかむのには適切な本だと感じた。
  • また付録として追加されている"パケットキャプチャーに便利なツールの紹介"は時代とともに変化しうるが読んで損はないと思う。

参考